トップページ

スチームパンク自作品トップ

ロビー・ザ・ロボット

■ ロビー・ザ・ロボット

映画”禁断の惑星”に出てきた超有名ロボットのロビーです。
これは1984年ごろマスダヤから発売されたキットを組み立てたものです。

1980年前後はSF映画ブームで、新作も多く作られていました。模型やTOYが好きな者は
当然SFメカに注目がいきます。そんな中、過去のSF映画やSFメカにも注目が集まりました。
その頃マスダヤから小さなロビーの歩行フィギュアが発売されました。当時の雑誌によると、
売れ行き次第ではもっと大きなロビーが発売されるかも知れない。と、書かれていました。
小さなロビーは売れ行きが良かったらしく、告知どおり発売されたのがこのロビーです。



縮尺は1/5。全高は39cmほど。これだけの大きさがあると、細部にもこだわりたくなります。
まずは頭頂部のアンテナから始めました。0.8mmの錫メッキ線で3種類の輪っかを作り、半田で3重
に組立てます。次がリング状レーダーアンテナの基部にある∩形状のパーツです。キットでこの部分
は、半円形のプラパーツをスリット状の切り込みに差し込む方式になっており、どうにもカッコ悪かった
のでそっくり作り直しました。作り方は0.2mm厚のプラ板で形を作り、それにアルミテープを貼った物を
作って取り付けてあります。差し込むためのスリット状の溝はパテ埋めしました。
その下の耳?の部分はボディと一体整形されたカマボコ形状のモールドで出来ていましたので、一度
全て削り取り、熱加工したアクリル棒で製作したパーツを両面テープで貼り付けてあります。口の部分
は本物は青いネオン管らしいですので、2mmのアクリル棒をネオン管に似せて貼り付け、裏から青い
セロファンをあてがいました。さらに下の胸のパーツはトーキングのための棒が出ていて形を損なって
います。この部分はそっくり切り取り、アクリル板で製作したパネルに元のツマミを移植しました。
トーキングは胸のパーツ全体を押して発動します。



経年変化のためか頭部のドームなど透明パーツに黄変が起こってきました。
なぜか自作のパーツは製作時のままの色を保持しています。





■










ロボット系トップ